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【世界を変えた男】キャリアチェンジサロン事務局通信vol.116

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こんにちは。

事務局の櫻井正則が担当します、第116回目の事務局通信。

最後までご一読頂ければ幸いです。

※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方に毎週水曜日、キャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。

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「 世界を変えた男 」

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「永久欠番」

皆さんも聞いたことがあると思います。

日本球界もメジャーリーグのチームも、そのチームで活躍した選手の背番号を永久欠番に指定することがあります。

そしてこの永久欠番の中で、アメリカメジャーリーグの1球団だけでなく、全球団の永久欠番となっているのが、背番号「42」。

野球好きの方ならこの話は良くご存知だと思いますが、これは初のアフリカ系アメリカ人メジャーリーガーとなった、ジャッキー・ロビンソンの背番号です。

ではなぜその背番号が、現在もなお彼がデビューした4月15日になると「ジャッキー・ロビンソンデー」として、メジャーリーグの全選手が背番号「42」をつけてプレーするのでしょうか?

野球好きのアメリカ人が再び野球を観戦できるようになった戦後の1947年に、ジャッキー・ロビンソンが初のアフリカ系アメリカ人のメジャーリーガーとしてデビューしました。

当時のアメリカでは有色人種の隔離が厳しく、メジャーリーグも有色人種を排除する方針が確立されていました。

そのため、アフリカ系アメリカ人の野球選手は、メジャーリーグではなく、アフリカ系アメリカ人が中心のニグロリーグでプレーしていました

一方こうした人種差別を撤廃したいと、積極的に動く人物も現れます。

それが、ブルックリン・ドジャース(現在のロサンゼルス・ドジャース)の会長を務めていたブランチ・リッキーです。

2013年に映画化された「42 世界を変えた男」では、リッキー会長をハリソン・フォードが演じております。

 

いえいえ、今回の事務通信で映画批評をしようというのではありません。

私もこの映画を公開当時観に行きました。

攻守ともに際立っていたジャッキー・ロビンソンという稀有な存在も、勿論逸材ではありますが、それだけでは世界は変えられなかったという、これまた大事な教訓を孕んでいたと言うことをお伝えしたいのです

リッキー会長は、ジャッキー・ロビンソンと言う逸材を、人種差別問題を解決するための武器として自ら率いるドジャースに入団させましたが、その時彼に条件として提示したのは、「どんなことがあっても怒りを抑えろ。」と言うものでした。

リッキー会長は、これまでも野球界における人種差別撤廃のために、アフリカ系アメリカ人を受け入れるためのマイナーリーグを創設し、多くのアフリカ系アメリカ人選手を入団させました。

しかし選手の中には、否応なしの差別的な言動や行動に自ら潰れてしまった選手も多く、それを見てきた会長だからこそ、「差別に対する怒りはプレーで返せ!!」と言いたかったのだと思います。

そして、ロビンソン選手はそれを見事に体現します。

時には相手球団の監督からの罵声や、チームメートからの差別を受けることもありましたが、彼は怒るどころかそれをエネルギーに変えて、レギュラーの一塁手として活躍しただけでなく、常に紳士的に振舞ったことから、やがては、チームメートも徐々にジャッキー・ロビンソンを受け入れるようになっていくのです。

この様な歴史の事実をお伝えしていると、何か思い当たることはありませんか?

そう。

我が日本が誇る大谷翔平選手です。

ロビンソンも大谷も有色人種です。

それがどうでしょう。

大谷は今のアメリカ大リーグを牽引していますよね。

大谷選手がただの二刀流を自慢する傲慢な人間だったら、これほどまでに皆に慕われたでしょうか。

ロビンソンも大谷もプレーも優れていたが、何より世界で通用する人間力があったこと。

そして、その様な2人を導いてきた影の立役者がいたこと。

ロビンソンならリッキー会長だし、大谷なら栗山監督と言うことになります。

世界を変えた男には、世界を変える男を見出す目を持った、世界を変えられる逸材を引き出す男がいたことを、私たちは忘れてはいけないのだと思うのです。

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キャリアチェンジサロン運営事務局

櫻井 正則(さくらい まさのり)

20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。

30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。

6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。

50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。

2020年12月に60歳で職場を定年退職。

2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。

その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。

現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。

 

雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得

 

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