第27回目の事務局通信はキャリアチェンジサロン代表の田中勇一が担当します。
※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方にキャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。
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「 自分を信じることから始まる 」
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「定年を見据えて何かを始めたいと思ってますが、
３０年以上勤め人を続けていると、何をやったらよいか
さっぱりわかりませんし、何かをやれる自信もないです。」
長年、社会福祉士として医療機関で働き管理職として貢献された方の言葉です。
責任感が強く、また、人への思いやりを感じるお人柄がにじみ出ているので、
その方の想いを聞きたくなり、色々とこれまでの経緯を聞きました。
社会に貢献する社会福祉士を、数多く育てた尊敬できる師匠のもとで学び、
社会福祉士として精力的に仕事をした駆け出しの時代。
そして、その恩師が勧めた医療機関に移った後は、
そこでの働き方に違和感をかかえながらも、過酷な現場を支え、
そして、家計を支えるために働き続けた20年間の中で、
新たな一歩を踏み出す自信がなくなったとのことでした。
ただ、話を聞いていく中で、
社会貢献の意欲が高い社会福祉士の方々に対して、
自分が経験したことや師匠から学んだことを伝えたいとの
想いがとっても強いことがわかってきました。
私自身、社会貢献人材育成に係わる中で高い志をもっている社会福祉士の方々が
医療機関での数々の制約などで、苦労している話をたくさん聞いていて、
精神障がい者支援や介護支援など社会貢献活動の最前線にたっている
社会福祉士の方々が、学び癒される場が必要と感じていたこともあり、
社会福祉士に向けたサービスを是非立ち上げて欲しいと思いました。
本人にもいくつかアイデアがあるようだったのですが、
どうしても始める勇気を持てないとのことだったのです。
私からみれば、医療現場で培った経験があり、
社会福祉士育成への熱い想いもあり、
何より、人を思いやる優しい気持ちをもった方なので、
勇気をもって始めれば、必ず上手くいくし、
何より私自身が心から応援したいと思いました。
どんな人にも、社会をより良くする力があります。
そして、その力を呼び覚ますことが、私の使命だと思ってます。
簡単なことではないことは、本人がもっとも知っているでしょうが
自分の力を信じて、一歩踏み出していただければ、とっても嬉しいです。
出来ると思えば出来る！
私たちも全力でサポートします。
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キャリアチェンジサロン代表
キャリアチェンジプランナー
田中 勇一たなか ゆういち
リソウル株式会社 代表取締役
多摩大学大学院 客員教授
一般社団法人公益資本主義推進協議会 副会長
京都大学理学部卒業後、住友銀行（現三井住友銀行）入社。米国カーネギーメロン大学にて MBA 取得。帰国後、銀行のALM業務に携わったのち、ビジネススクール運営会社に転職し、人材・組織開発コンサルティング会社の立ち上げに参画。その後、経営人材の紹介をコアとする成長事業支援会社を経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期に2年間携わり、採用統括責任者として 5,000 人以上の応募があった公募採用で陣頭指揮をとり、銀行立ち上げに大きく貢献する。
現在は、リソウル株式会社を設立し、大手GMSの銀行設立プロジェクト参画、法人向けの人事・採用コンサルティングや経営相談、個人向けには起業支援、転職支援、キャリアカウンセリング等に取り組む。2010年4月には日本初の社会起業家育成のビジネススクールである「社会起業大学」を設立し、グローバルに活躍できる社会起業家育成にも従事。
2013年4月に多摩大学大学院客員教授に就任。2016年4月に一般社団法人公益資本主義推進協議会副会長に就任。
これまでに1万人を超えるキャリアカウンセリングを実施し、多くの人の自己実現に貢献。
主な共著に「たかがＭＢＡされどＭＢＡ」がある。
将来の夢は理想の中高一貫教育を実践する学校の設立。
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