第6回目の事務局通信はキャリアチェンジサロン事務局の扇谷（おうぎや）が担当します。
※事務局通信は、キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方にキャリア関連のことやキャリアチェンジサロンの様子についてお送りしております。
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あなたの弱さが相手の優しさを引き出す
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某新聞に、【弱いロボット】を開発している
大学教授のお話がありました。
弱いロボット？！
と興味を持ちました。
弱いロボットとは
周囲の助けが必要な不完全なロボット
だそうです。
開発されたロボットのひとつ。
「ごみ箱ロボット」
はごみ箱なのに（笑）
自分でごみを拾えなくて
ごみが落ちていたら、体を揺らして
（もこもこ・・・）と声を出して
アピールするだけ。
そうしているうちに
様子を見ていた周囲の人が
一生懸命ごみを拾うそうです。
ごみを拾う人たちは、拾いなさい、
と指示されて動くのではなく
困った感じで（も こもこ）と言っているので
「困っているな、放っておけないな」
という優しさが引き出されている
そうです。
また、昔話を話そうとして、時々、
話す内容を忘れるロボットは、
「川から、えっと、
えっと何が流れたっけ、、、」
と忘れてしまうと、聞いていた子供たちが
「桃だよ！」
って教えてあげるそうです。
私も、そんなロボットいたら
面倒みたくなります。笑。
読んでいて、
あー。人も一緒だな。
苦手なことや自信がないこともあって、
一人ですべて完結できる人って
いないな、と気づかされました。
弱いロボットを研究している教授は
「人も周囲の助けがあって生きている」
と捉えており、周囲との関係性を
探求するためにあえて周囲の助けが必要な
不完全なロボットを開発されたそうです。
でも、世の中は、
弱さは見せず、頼らず自分で完結することが
自立・強い人、と言われるときもある。
当事者研究の第一人者で
東京大学准教授の熊谷晋一郎さんは
「依存先の分散としての自立」
という概念を提唱されています。
自立とは誰の手も借りずに一人で行えること
ではなく「依存先を増やし、
分散させておくこと」
である、と。
自分の武器を増やして強くしていくのではなく
頼れる依存先を増やしていくこと。
補いあうことや支えあうことが
強い自立となる。
独立起業やビジネスをしていくうえでも
当てはまると思いました。
確かに。
強くて、一人でやれてて、
頼っていない人には、
周りは助けてあげよう、とか思わないし
人との関係性も薄くなりそうですよね。。。
「 自分が弱さをさらけ出すことで
相手の優しさを引き出す。」
「弱さが強い関係性を生む。」
私も仕事で、
お客様に自信がないと言ってはいけない、
という感覚がありましたが、
自信がないこと、
困っ ていること、
苦手なこと、
そうした弱い自分をもっとさらけ出して
話してみよう、と思いました。
このメルマガを読んでいる山縣 文様も
仕事で何か困っていたり、
一人の限界を感じたとき、
怖い上司に弱さをさらけ出したら
意外と優しくしてくれるかもしれません。
※参考文献
豊橋技術科学大学情報・知能工学系
岡田美智男教授
「弱いロボット」に備わるチカラとは？
https://my125p.com/l/m/yB6jFNnLkMiyaw
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キャリアチェンジサロン運営事務局
キャリアチェンジプランナー
扇谷麻子（おうぎやあさこ）
荒川区出身の下町で、もんじゃと駄菓子で
育つ。２０歳で結婚、出産を経てからキャ
リアを歩む。一児の母として、外郭団体で
の総務人事の業務を経て、新銀行立ち上げ
の人事部に入行。人事企画、業務フロー
構築、採用、労務、制度、正社員から派遣
社員の大規模採用に携わる。2007年、
リソウル株式会社の立ち上げから参画し、
大手企業の人事採用コンサルティング事業、
人材紹介事業、約5000名の転職をテーマと
したキャリアカウンセリングを担う。
2010年、社会起業大学設立時から運営事務
局として起業や副業・社会活動を目指す社会
人のスタート支援に関わる。
仕事を通して社会に貢献するだけではなく、
人生まるごと、本当にやりたいことを追求し
ていきたい思いに至り、2020年、ずっとあこ
がれていた鎌倉に移住。食生活と仕事＆生活
リズムを変えて3か月で10キロ痩せた実績
を持つ。
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自分の力を活かしたビジネスを
スタートするまでを支援する
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