こんにちは。
事務局の櫻井正則が担当します、第115回目の事務局通信。
最後までご一読頂ければ幸いです。
※事務局通信は、
——————————
「 相手の望むもの 」
——————————
母の介護の日々を送る私は、
母を残して買い物に出る訳にはいかない状況ですので、
脳梗塞で倒れるまでは、
母の食事を作っても、一緒に食べる訳ではなく、
酷い息子です。
でもお互いにそれが慣れっこなので、
相手が何を望んでいるかを考えるのは非常に難しく、
先日も母の日だからと、
ああ、あっちの方がいいのか?
と思って、
「これにするの?」
と尋ねると、まるではぐらかしている様にひょいと次の花へ。
「やっぱりまだまだ脳は、この様なことに対応できないんだな~。
「仕方ないよな~。」
なんて考えていると、
「なんだよ折角喜ぶと思って花屋に寄ったのに。」
私はこのスーパーに、
すると母はニコニコしながら、
「こっちの方が安いんだよ。」
と突然言葉を発して楽しそうに花を選び始めました。
私はもう何がなんだか…
この人は実は全て分かっていてやっているのか?
いや、いや、まだまだろくに会話も出来ていないし…
この人の脳の中はどうなっているのだろう?
3人の男の子を育てて、お金も大変だっただろうから、
相手が望んでいることを的確に掴み、
喜んでくれる人の数が多ければ商売になります。
ビジネスの根幹は、望むものを提供して喜んでいただく。
そこに価値があると思います。
ピーター・ドラッカーはビジネスの定義や目的について、
「事業の目的は利益の追求ではなく、顧客の創造である」
と述べています。
「顧客の創造」とは顧客に目を向け、お客様の要望に耳を傾け、
でも、このことが一番難しいことでもあります。
母が安くても綺麗な花を手に取って喜んでいたのは、
「相手の望むもの」は何かを考えることは、とても大切だけれど、
母の日
言葉にすることは難しいけれど、
でも、いつも貴女には感謝しています。
―――――――――――――――――
キャリアチェンジサロン運営事務局
櫻井 正則(さくらい まさのり)
20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。
30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。
6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。
50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。
2020年12月に60歳で職場を定年退職。
2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。
その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。
現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。
雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得
■NPO法人Leavess of Grass
法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT
―――――――――――――――
★本当にやりたいことを掘り起こし、
自分の力を活かしたビジネスを
スタートするまでを支援する
『キャリアチェンジプログラム
無料体験セミナー』はこちら
https://my125p.com/l/m/t5BGf6Nm3IFAqT
★毎月限定3名!『個別相談』はこちら
https://my125p.com/l/m/qeIXPHBaPYphMN
◎サービス拡充のお知らせ!
オンラインサロン(月額サービス)
https://my125p.com/l/m/zFGVkdZh6DDgEZ
代表の田中が主催するオンラインセッション
への参加はもちろんのこと、自分の力で
未来をつくることを目指している方々との
交流の場や、キャリアチェンジカウンセラー
との個別面談の機会、さらには、キャリア
チェンジサロン主催の特別セミナーへの無料
招待などもあります。
―――――――――――――――
徳間書店から全国書店とAmazonにて
★書籍 販売中★
「やりたいことはよくわかりませんが、私の適職教えてください!」