こんにちは。
事務局の櫻井正則が担当します、第83回目の事務局通信。
最後までご一読頂ければ幸いです。
※事務局通信は、
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「 ダゲレオタイプ 」
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前号に続き「引っ越しネタ」で恐縮ですが、
引越しで注意しなくてはならいな事柄に、
つまり、
少なからずどなたでもご経験がある状況です。
学生時代の写真、恋愛、結婚式、
写真の秘めたる大きな力です。
世界で最初の写真機=「ダゲレオタイプ」の発明が、1839年(
この写真の「真」は人の姿を言い表していると言われています。
ダゲレオタイプの最も大きな特徴は、
何を言っているか分かりませんよね(笑)
現代では当たり前のネガから現像して写真を見る。
あるいは何枚でも焼き増しができるという技術は、
ダゲレオタイプでは、
世界にたった1枚しかない写真。
スマホから撮ってクラウドにあげれば、
世界にたった1枚しかない写真。
それを痛感する出来事が、現代でも起こってしまったのです。
2011年(平成23年)
その際に家族の思い出の写真も泥の中へと引き込んでしまい、
当然ネガフィルムもです。
この時始まったのが、『あなたの思い出まもり隊』です。
東日本大震災で海水や泥で汚れてしまった写真を修復するボランテ
震災の起きた1か月後の4月より活動がスタート。
参加ボランティア数:183名
延べボランティア活動者数:1,330名
写真修復応対枚数(修復可能か否かを確認したもの):
26,128枚
延べ活動時間:4,200時間36分
そして、2016年2月に活動を終えています。
私も復興活動のために3度ほど東北を訪れておりますが、
「これは自費出版で出した本なんですが、
眼前に広がる、
「これだけが唯一残った写真です。」
それは浜の小高い山から撮った、今は無き町内の写真でした。
素朴で、道々から子供の笑い声が聞こえてきそうな美しい町並み。
もちろんネガはありません。
本当に大切なものは取り返せなくなって、
私は片付けながら手に取った妻と子供の写真や、
いつなくなるとも知れない幸せの思い出。
それはいつもの日常では分からない、実はとても貴重な、
何もない日常こそが有難い事なのであり、
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キャリアチェンジサロン運営事務局
櫻井 正則(さくらい まさのり)
20代から演劇の作・演出家として何十本もの創作劇を上演。
30歳の時に、精神障がい者の社会復帰施設での彼らとの出会いから、こんな世界があるのかと目覚め、以後その道に進み、仕事の傍ら10年間東京都での「心の健康フェスティバル」総合演出を担当。
6年間地域のエッセンシャルワーカーの若手の繋がりを主催。
50歳で精神障がい者に特化のe-ラーニングを事業としたNPO法人「Leaves of Grass」を立ち上げる。
2020年12月に60歳で職場を定年退職。
2021年2月にITアプリを導入してメンタルヘルスケアを支援する一般社団法人「リプラボ」を立ち上げる。
その他に狛江市のNPO法人「狛江さつき会」の理事も兼務。
現在調布の自宅と埼玉県小川町の事務所を行ったり来たりの生活で、小川町では日本ミツバチのチーズケーキ販売の事業を展開すると同時に、障がい者の方に活版印刷を教えて、ユネスコ無形文化遺産の和紙で名刺づくりを始めている。
雇用環境整備士資格(Ⅱ種)取得
■NPO法人Leavess of Grass
法人URL:https://my125p.com/l/m/FcQVZs1mpXOKeT
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