第5回目の事務局通信はキャリアチェンジサロン代表の田中勇一が担当します。
※キャリアチェンジサロンのセミナーやメールプログラムにお申込みいただいた方にお送りしております。
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「 オンラインでも信頼できる関係 」
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仕事でのオンライン活用が定着する中、
皆さまは、オンラインでの仕事について
どのように感じておられるでしょうか。
私としては、何よりも移動時間が節約
できることで、時間がかなり有効に使える
ようになったと感じています。
少なくても通勤に必要な1時間余りの時間が
毎日節約できますし、外訪での移動時間も
節約できます。
さらに、海外も含めて、距離が離れている
人たちとのミーティングも、電話ではなく
画面越しに顔を見ながら話ができるのも
よいと思っています。
コロナ禍以前は、面談においては、対面で
会うことを第一としていましたが、
オンラインでの面談を進めてみて、
オンラインであっても、その人のオーラも
含めた雰囲気が伝わることもわかり、当初の
想定よりも問題がないことがわかりました。
私としては、コロナ禍が落ち着いたとしても
オンラインを活用した仕事の仕方は、
このまま続くと思いますし、
続けていきたいとも思ってます。
ただ、ひとつ、オンラインでの仕事の怖さを
感じたことがあります。
それは、オンラインでのセミナーを
やっている時に感じたことです。
複数名の参加者がいるセミナーの場合、
途中からの参加や途中でいなくなる
ことが多々あります。
しかし、参加者の出入りは目立たず、
私はすぐに気づかないのです。
リアルでセミナーを開催している時は、
参加者の出入りは目立ちます。
オンラインの怖さは、無言で挨拶なく居なく
なることもできますし、ビデオをOFF、
などコンタクトを遮断されれば、それ以上の
関係構築ができなくなってしまいます。
逆にいうと、大事なことは、遮断されること
がない信頼関係が、お互いにあるということ。
例えば、家族や気心の知れた友人、信頼
できる仲間とは、オンラインでも安心
して話ができると思います。
そう、
オンラインでも安心して会話ができる
信頼関係を築けている人が
どれだけいるのか、
そこがこれからの仕事、もしかしたら
人生において、とても重要な要素になる
のではと、私は感じております。
この機会に、皆様も、安心して話が出来る人
がどれだけいるのか考えてみませんか。
私も、オンラインでも安心して会話ができる
信頼関係を築ける人を増やしていきたい。
そう思っています。
キャリアチェンジサロン代表
キャリアチェンジプランナー
田中 勇一たなか ゆういち
リソウル株式会社 代表取締役
多摩大学大学院 客員教授
一般社団法人公益資本主義推進協議会 副会長
京都大学理学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入社。米国カーネギーメロン大学にて MBA 取得。帰国後、銀行のALM業務に携わったのち、ビジネススクール運営会社に転職し、人材・組織開発コンサルティング会社の立ち上げに参画。その後、経営人材の紹介をコアとする成長事業支援会社を経て、新銀行東京設立プロジェクト草創期に2年間携わり、採用統括責任者として 5,000 人以上の応募があった公募採用で陣頭指揮をとり、銀行立ち上げに大きく貢献する。
現在は、リソウル株式会社を設立し、大手GMSの銀行設立プロジェクト参画、法人向けの人事・採用コンサルティングや経営相談、個人向けには起業支援、転職支援、キャリアカウンセリング等に取り組む。2010年4月には日本初の社会起業家育成のビジネススクールである「社会起業大学」を設立し、グローバルに活躍できる社会起業家育成にも従事。
2013年4月に多摩大学大学院客員教授に就任。2016年4月に一般社団法人公益資本主義推進協議会副会長に就任。
これまでに1万人を超えるキャリアカウンセリングを実施し、多くの人の自己実現に貢献。
主な共著に「たかがMBAされどMBA」がある。
将来の夢は理想の中高一貫教育を実践する学校の設立。
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